500万乙女の心のバイブル、天空の城シンタ〜そして伝説へ〜【第8話、勝浦の傷跡】

【第8話、勝浦の傷跡】
「ひーちゃんおいで」
紅葉バアちゃんはそう言って優しくひーちゃんを抱き寄せると、ひーちゃんにそっとプレゼントを渡した。
「おばあちゃんコレは?」
ひーちゃんはキョトンとしながらそのプレゼントを受け取り紅葉バアに尋ねた。
紅葉バアはゆっくりと優しくひーちゃんの問にこう答えた。
「私のおじいさんがくれた初めてのキャンディ。。。それはヴェルタースオリジナルで私は四歳でした。その味は甘くてクリーミィでこんな素晴らしいキャンディをもらえる私は
きっと特別な存在なのだと感じました。今では私がおじいさん。孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。なぜなら彼もまた特別な存在だからです。」
なんと!紅葉バアさんは実はおじいさんだったのです!

テクニシャンである事、そして、そうでない事
それは自ら選んだわけではない運命
それぞれの進む道は次々と枝を広げ、揺れる
運命を選び取り、歩む者達の上に響くのは、癒しの歌か?

次回、500万乙女の心のバイブル、天空の城シンタ〜そして伝説へ『哀戦士』
流れる涙の向こうに、何を見るのか!シンタム!

To Be Continued.